Q&A

よくあるご質問についてまとめました。

・レッスン見学はありますか

レッスンの見学はありません。生徒さん自身がレッスンに集中することが非常に大切なため、第三者の方が入ることはかたくお断りしています。

生徒さん自身の集中力を高めるためには、場合により様子を見て保護者の方がレッスンに入られるかどうかも検討させていただいています(レッスン中にもかかわらず保護者の方に甘える、またはご兄弟が同席なさることにより遊んでしまう等)。

 

・初心者の教材は何ですか

特に珍しい教材は使っていません。ハノン、ツェルニー、バーナム、ル・クーペ、ギロック、プレインベンション、ブルグミュラーなどです。

スケール、アルペジオ、カデンツについてはしっかりと学ぶことを推奨しています。難しい曲も大抵はスケール、アルペジオ、カデンツの音型がもとになってできているためです。また、取り組むことにより調性感を育てます。

姿勢、指遣い、手の形にはかなり注意するように伝えます。一度変な癖がつくと、残念ながらそれを除くには大変な労力が必要になってしまいますので。

ソルフェージュに関しては力を入れており、基本的なリズム課題、聴音、視唱は小さい頃から絶対です。何より「自立」して譜読みがスムーズにできることが大事です。保護者の方のサポートでやっと譜読みしているようでは後々大変になります。

音感については正直、生まれながらの個人差がかなりありますが、音感がしっかりしていることは練習の時間対効果を高めます(譜面の内容を視覚だけでなく聴覚の刺激からも理解できる)。

 

・レッスンを録音しても良いですか

保護者の方がノートを取られる、録音する、ビデオで録画する…等、皆さん自由にされています。

 

・レッスン時間を増やしたり減らしたりできますか

個人の教室なので柔軟にできます(本番前に増やすなども可能)。毎月20日の、次月のレッスン希望提出までにお伝えください。

 

・レッスン時間を限定して指定したりすることはできますか

申し訳ありませんができません。こちらは生徒さん皆さんのご協力のもと、基本月3回のレッスンスケジュールが成り立っている教室です(この理由でレッスン受け入れをこちらよりお断りするケースもありました)。

 

・何歳からレッスンに通えますか

特に決まりはありませんが、こちらでリトミックなどはしておりません、即、ソルフェージュと実技指導を始めますので授業を受ける態勢が整われてからお願いしたいと考えています。

 

・コンクールに参加することは推奨されていますか

特にこちらから参加を求めるようなことはしていません。参加したいご意向があれば、要項など資料を見つつ相談して決めていっています。

一番避けたいと思っていることは、本来学ぶべきテクニックとは違う不自然な弾き方を身につけたりしてしまうことです。まちがった方法で弾き、親御さんまで必死になって、たとえその時は表情よく聴こえてコンクールで受賞しても、いずれ無理がきかなくなって難易度の高い曲にはチャレンジできなくなっていくからです。

コンクール参加でピアノが子ども時代だけの思い出になってしまうのではなく、一生楽しめるライフワークになってほしいと思っています。

 

・ピアノ科の方に進学することを想定して大切なことは何ですか

音楽を音楽らしく感じること(音楽性)については、皆さん思いのほか苦労なさらないように感じます。要するに曲の理解度、イメージなどはレッスンを受ければすぐに理解される方がほとんどです。

やはり挫折を感じられるところはテクニックでしょう。指が思うように動かず転んだりして弾ける曲が限られてしまいます。

まずは小学校5年生までの指の独立を目指してください。本当に大切なことです。

趣味ですとどの年齢でどのくらい弾くべきかは問われないのですが、ピアノ科を目指すとなれば、ある程度の速度の進度が必要になります。

高校になってから大学入試に向けてショパンエチュードに取り組むことになってきますので、それまでの年齢で、ショパンエチュードの一歩手前の課題(ツェルニー50番、クラマー・ビューロー、モシュコフスキー15の練習曲など)にできるだけ多く取り組むこと…それを重視しています。たまにツェルニー40番程度から、必要に迫られ、無理矢理ショパンエチュードにいってしまう方が見受けられますが、大変な苦労を背負うことになります。

実技試験や入試に発揮できるよう、本番にも慣れていく必要がありますので、要するに小中学生の時の過ごし方が大事だと思います。

また、日頃の課題で自由曲を選ぶ場合は自分の弾きたい曲ばかりでなく、受ける受けないに関わらず、該当年齢のコンクールでよく課題曲になっている曲を選ぶことも大事でしょう。

 

・ピアノを楽しく続けられるポイントは何ですか

何よりも正しい方向で毎日できるだけ練習することに尽きると思います。練習をさぼるとまた復活させるには多大な努力が要り、嫌になります。

とにかく、譜読み→とりあえず音を並べて弾けるようにする『作業段階』をさっさと済ませられるようにすることが大変重要です。なぜならばその段階は、まだ「音楽」や「芸術」の面白さを享受できない段階だからです。この『作業段階』が長いと年齢にかかわらず、ピアノが嫌になる確率は高いです。

このために毎日練習を絶やさずすることが大事です(練習は習慣にしないといけません)。

『作業段階』が済むと、うまく弾きたいという欲求が自然に出てきて、練習に加速度がついていきますし、レッスンの受け方もおのずと変わってきて面白くなってきます。

 

・専門のほうを考えています。レッスンが月3回だと少ない気がします

はい、その通りだと思います。

専門の方面を目指すならば週一回のレッスンは当然と思います。レッスンが長時間抜けてしまって、それでも上達してくる人はほぼいません。専門を目指すならば上達し続ける必要がありますのでレッスンはコンスタントに継続するべきです。

集中力の問題がありますので、小さいお子さんに60分以上のレッスンは微妙かなと思うのですが、回数を増やすことはとても重要なことと思います。

たくさん家で練習していても、間違った方向で練習していては意味がない(むしろ退行してしまう)のですし、チェックしてもらうためにもレッスンは必要だと捉えています。

 

・子どものレッスンで、保護者としての介入の仕方がわかりません

趣味の方は、こちらと言葉が通じるような年齢のお子さんでは特に同伴は必要ないように思います。家で練習するように促す言葉がけくらいで良いと思います。

専門を視野に入れる方は、小学6年生くらいまではレッスンへの同席と自宅練習での介入が必要です。

コンクールでの入賞や、将来の進学を高く希望される場合は小さいころから親の助力が必要で、それはこちらでは補うことができません。

ピアノ演奏は表現、テクニックなどにおいての細かい指導が必要なので、あまりにも早い「自立」は難しいことのように思います。子ども本人のみの取り組みでは結果が思うようについていきません。

親子の摩擦を気にされる方がたくさんいますが、あまりに早く手放してしまうと、後々良い状況にはならないように感じています。